モウリーニョ、今季初ベンチのD・コスタがビブス投げるも「当然」 | ニコニコニュース

トッテナム戦のモウリーニョ監督(左)とD・コスタ(右)[写真]=AMA/Getty Images
サッカーキング

 29日に行われたプレミアリーグ第14節で、チェルシーはトッテナムと対戦した。同試合で先発を外れたチェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタが、ジョゼ・モウリーニョ監督に向けてビブスを放り投げている。

 24日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節マッカビ・テル・アヴィヴ戦で揉めごとを起こしたD・コスタとモウリーニョ監督。同試合のハーフタイムに仲直りしたと明かしていたが、トッテナム戦では今季初のリーグ戦でのベンチスタートとなった。

 同選手が試合中にウォーミングアップを終えてベンチへ戻る際、後ろを向いてモウリーニョ監督の方向へビブスを放り投げると、ビブスは指揮官の頭をかすめて地面へ落ちた。結局、D・コスタに出場機会は訪れず、試合は0-0の引き分けに終わっている。

 試合後、イギリスメディア『BBC』はモウリーニョ監督のコメントを伝えた。同監督は、「彼が私を傷つけたかったのなら、投げるのはビブスではなかっただろう。彼との関係性は良好だよ。当然の行動だったと思う。トッププレーヤーにとってベンチは辛いものなんだ」と主張している。

「ジエゴは特権を与えられていると思う。彼は先発を外れた最後の選手だ。これまで、全員がベンチを経験してきた。キャプテンの(ジョン・)テリーに始まり、(ブラニスラフ・)イヴァノヴィッチ、(ガリー・)ケーヒル、(セスク・)ファブレガス、ペドロ(・ロドリゲス)、昨シーズンの最優秀選手賞を受賞した(エデン・)アザールですらね」