悩み多き現代。そんな時のリフレッシュ法は、お酒を飲みに行く、買い物をするなどのほか、お寺で座禅をし、気持ちを落ち着けるなんてこともあるかもしれません。瞑想して達したい境地はどのようなものでしょう。おそらくは今回登場するようなキツネのような表情ではないでしょうか。
これらのキツネの瞑想写真を撮影したのはオランダで活躍するネイチャー・フォトグラファーのRoeselien Raimond氏。彼女は特にキツネを撮ることが好きなのだそう。その理由は「キツネは小さな出来事を楽しむエキスパートだから」。
その中でもベストな瞬間は、キツネが心からリラックスしている時とのこと。寒くもなく、お腹がいっぱいで、安心できて……、そんな時のキツネが一番好きなのだとか。もちろん、キツネにはすべきことがたくさんあります。獲物を狩ったり、縄張りを守ったり、子供を育てるなど、野生として厳しい生存競争に勝っていかなければいけません。しかし、それらが落ち着いたひと時、彼らはリラックスした表情を見せるのだそう。
そんな、豊かな自然の中で心を落ち着け、目をつぶるキツネはまるで瞑想にふけっているようなのでした。中にはただ寝落ちしそうな瞬間やや、遊んでいるだけに見えるものもあります。しかし、もしかしたら心は本当に「無の境地」なのかもしれません。キツネのみぞ知る、といったところでしょうか。
(このほかの「瞑想するキツネがかわいすぎる」はオリジナルサイトを参照)
(文/訳 木口マリ)
写真/記事提供:Bored Panda
More info: roeselienraimond.com
Facebook
500px