マット・ボマー フィッツジェラルド未完の小説「ラスト・タイクーン」のテレビドラマに主演 | ニコニコニュース

ドラマ「ホワイトカラー」などで知られるマット・ボマー - Jennifer Graylock / FilmMagic / Getty Images
シネマトゥデイ

 テレビドラマ「ホワイトカラー」のマット・ボマーが、F・スコット・フィッツジェラルドの未完の長編小説「ラスト・タイクーン」のテレビドラマに主演が決まったとDeadlineなどが報じた。

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 Amazon Studios とSony TV による同ドラマは1年前から企画されており、最適なキャスティングができた場合のみ、パイロット版の製作に入ることになっていた。今回、マットが決まったことでゴーサインが出たという。脚本は映画『キャプテン・フィリップス』のビリー・レイが執筆し、パイロット版の監督も手掛けるとのこと。

 同小説は、フィッツジェラルドが亡くなったあと、文芸評論家のエドマンド・ウィルソンが残されたノートを整理、編集し、出版。1930年代のハリウッドを舞台にした作品で、映画界を取り巻く大きな野心、暴力とセックスなどを描いている。

 1976年にはエリア・カザン監督、ロバート・デ・ニーロ主演で映画化もされ、マットはデ・ニーロも演じた、当時を代表する実在の映画プロデューサー、アーヴィング・タルバーグをモデルにしたモンロー・スター役で出演する。(澤田理沙)