【シドニー共同】反捕鯨団体「シー・シェパード」は29日、日本が2015年度中に再開すると発表した南極海での調査捕鯨計画を非難する声明を出した。調査捕鯨は「国際法、オーストラリアの法律に反する犯罪行為と見なされる」と主張、これまで通り日本の調査捕鯨船に「直接介入」し妨害する考えを示した。

 声明は、オーストラリアのターンブル首相に対し、調査捕鯨船が出発しないよう日本側に働き掛けるよう求めた。オーストラリアは国内法に基づき、南極海にクジラ保護区を設けている。

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