トルコ航空の特別機「KUSHIMOTO」と記念撮影をする関係者=30日午前、成田空港
共同通信社

 日本とトルコ両国民の友情を描いた合作映画「海難1890」が公開されるのを記念して、トルコ航空の特別機が30日、成田空港に到着した。1985年のイラン・イラク戦争時、テヘラン空港に取り残された邦人を救出した機体のデザインを再現、塗装した。トルコ航空によると、特別機は今後、イスタンブール―関西線で使用されることが検討されている。

 1890年に和歌山県串本町沖で、オスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」の沈没事故があった際、助かったトルコ人を地元住民が献身的に介抱したことにちなみ、特別機は「KUSHIMOTO」と名付けられた。

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