フランスのオランド大統領(右)と会談する安倍首相=30日、パリ郊外(代表撮影・共同)
共同通信社

 【パリ共同】安倍晋三首相は30日午後(日本時間同日深夜)、フランスのオランド大統領とパリ郊外で会談し、パリ同時多発テロを受け、テロとの戦いでの連携と、国際社会が結束して対処することの重要性を確認した。国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の成功に向けて協力していくことでも一致した。

 会談で安倍首相はパリ同時多発テロでの犠牲者に弔意を示した上で「卑劣なテロ行為に対し強い衝撃と怒りを覚える。国際社会が手を携え、テロ対策に積極的に取り組んでいくことが重要だ」と強調した。オランド氏は「首相の連帯のメッセージに感謝する」と応じた。

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