稲城市役所で液体まき火=バイクで突入の男逮捕―警視庁 | ニコニコニュース

 30日午後2時ごろ、東京都稲城市の同市役所1階のロビー付近で「男がバイクで乗り付け、机の上にガソリンをまいて火を付けた」と市職員から110番があった。男のバイクや庁舎の天井などが燃えたが、すぐに消し止められた。全職員と来庁者が一時避難した。

 男はサバイバルナイフのようなものを所持しており、警視庁多摩中央署が現住建造物等放火や銃刀法違反などの疑いで職業不詳の男(47)を現行犯逮捕した。調べに対し黙秘しているが、男は税金を滞納していたといい、同署が動機を調べている。

 同署や稲城市によると、男は西側玄関から原付きバイクに乗って庁舎内に侵入した。保険年金課の前で、持っていたポリタンクから灯油のようなものをまき、大声で意味不明なことを言いながら火を付けた。

 同署員が拳銃を向けて制止したが、男は応じず庁舎の外に出て、エンジンがかかったまま停車してあった同署のパトカーを奪い逃走。数メートル走ったところで別のパトカーと衝突し、身柄を確保された。

 市役所1階には他に、市民課や納税課などがあり、周辺には職員や市民ら数十人がいた。煙を吸って職員数人が体調不良を訴え、うち30代の男性職員1人が搬送された。いずれも症状は軽いという。男も自分で鼻を切り、けがをした。