【ロンドン共同】国際陸連は30日、ケニア陸連のキプラガト会長やオケヨ副会長ら幹部3人に暫定的な資格停止処分を科したと発表した。米スポーツ用品最大手ナイキとのスポンサー契約料の一部を着服した疑いで地元当局から捜査され、国際陸連の倫理委員会が事実関係の調査に乗り出していた。処分は即日有効となり、期間は180日。

 反ドーピング態勢に関する組織の不正疑惑も問題視された。キプラガト会長にはカタール陸連から車2台を贈られた疑いが持たれ、組織の健全性を指摘した。

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