【ブリュッセル時事】ブリュッセルを訪問中のトルコのダウトオール首相は30日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談した。首相は会談後の記者会見で、トルコ軍によるロシア軍機撃墜について、「いかなる国もわれわれに謝罪を求めるべきではない」と述べ、ロシアに謝罪しない考えを改めて表明した。

 一方で首相は「ロシア側が対話を望み、今回のような意図しない出来事の再発を防止したいなら、いかなる問題も協議する用意がある」と述べ、話し合いに前向きな姿勢も示した。