岐阜県技術検査課の30代男性主任が、ツイッターに「同性愛は異常」などと投稿していたことが2日、分かった。主任は他にも米軍普天間基地移設問題に関連し沖縄県民を中傷する内容なども投稿していた。岐阜県は主任の処分を検討している。

 同県人事課によると、主任は11月29日、「同性愛は異常でしょ」などと投稿。この他、米軍普天間基地移設問題について「沖縄県民は黙ってろ。我々は粛々と辺野古移設を進める」などと投稿していたほか、1987年の朝日新聞阪神支局襲撃事件に関し「朝日新聞の連中はもう1回、赤報隊に襲われてしまえ」などと投稿していた。

 11月29日夜に岐阜県に匿名の情報提供があり、県人事課が今月1日、主任に確認したところ、認めて謝罪した。同課は投稿を削除するよう指示し、他に問題投稿がないか調べている。

 県は「公務員の立場にあるのに不適切な発言をし大変遺憾。速やかに処分を検討する」とコメントした。