主将MF遠藤保仁、逆転弾起点の今野に同情「勝ちたいのは当たり前」 | ニコニコニュース

広島戦にフル出場したMF遠藤保仁 [写真]=兼子愼一郎
サッカーキング

 明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ決勝第1戦が2日に行われ、ガンバ大阪は本拠地万博記念競技場でサンフレッチェ広島と対戦し、2-3の敗戦を喫した。試合を終え、G大阪の主将を務めるMF遠藤保仁が、記者団の取材に応じた。

 試合は、G大阪がFW長沢駿とDF今野泰幸のゴールにより2-1でリードして終盤を迎えるも、86分にDFオ・ジェソクが退場すると流れは一変。後半アディショナルタイムに2点を失い、広島に劇的な逆転勝利を許した。

 遠藤は、「ジェソクが退場したタイミングでは2-1という状況だったので、しっかりと守り切るのが大前提だった。最後はバランス崩していたしね。もう少し落ち着いてゲームを落ち着かせられればよかった」と終盤の2失点を悔やんだ。

 同点で迎えた終盤には今野が急いで投げ入れたスローインを奪われ、逆転弾を献上。「勝ちたい気持ちが出るのは当たり前のこと。今ちゃんを責める気はない」と述べ、「チーム全体として、落ち着いて試合を終わらせることができなかったのが、あの失点につながった」と考えを明かした。

 一方、数的不利となるまでの戦い方に関しては「守備は安定して守れていたし、サイドを使われても中でしっかり対応できていた」と手応えを口にし、「これを次の試合も継続してできれば、チャンスは出てくるはず。次の試合も先にゴールを取れればチャンスは広がる。慌てずに90分間守れるかも、もちろん大事になる」と、第2戦への意気込みを語った。

 第2戦は5日に敵地エディオンスタジアム広島で開催。ホームで3点を失ったG大阪は、2点差以上または4得点以上での勝利が優勝の条件となる。