東京都千代田区の靖国神社内の公衆トイレで11月23日、爆発音がして不審物が見つかった事件で、神社の防犯カメラに写っていた不審な男は韓国人で、既に帰国したとみられることが2日、捜査関係者への取材で分かった。現場の遺留物にハングルの記載があったことも判明した。

 爆発音の約30分前、トイレ周辺の複数の防犯カメラにはリュックサック姿で袋を持ち、眼鏡を掛けた黒っぽい服装の男が写っており、警視庁が映像を解析するなどして足取りを捜査していた。事件との関連を慎重に調べている。