クリスマスの飾りつけ、ネットが遅くなる要因と指摘 | ニコニコニュース

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この季節はご用心あれ!

いよいよ12月に入り、各所でクリスマスイルミネーションが目立つようになりましたよね。家のなかにクリスマスツリーを飾り、ライトアップするというご家庭も少なくないのでは?

ところが、このほど英国の通信サービスを監督するOfcomは、Wi-Fiの通信スピードが落ちる一要因として、クリスマスのイルミネーションによる電波干渉を指摘。急に屋内でインターネットの速度が遅くなったと感じるときは、ルーターをクリスマスツリーのイルミネーションから遠ざけるか、ツリーのライトアップをオフにすることを勧めていますよ。

Ofcomは、ワイヤレスインターネット環境を調査する新スマートフォンアプリの「Wi-Fi Checker」をリリースし、Wi-Fi接続環境の状況をチェックするように勧告。英国内の600万か所のオフィスや家庭において、本来の速度より劣る環境でしかWi-Fiが使われていないと警告しています。

さまざまな要因があがっているものの、クリスマスが近づくと、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)には、急にインターネット速度が遅くなったという苦情が毎年のように舞い込む事態が懸念されていますよ。その対策として、クリスマスツリーのイルミネーションによる電波干渉を避けることが提案された次第ですね。

なお、Ofcomは、ほかにも一般的な対策として、ハロゲンライト、スピーカー、テレビ、さらには電源コードさえ、ルーターの電波干渉の原因となるので、ワイヤレスルーターの設置場所には細心の注意を払うように呼びかけています。ルーターを再起動しても通信速度が改善しない場合、壁や家具の配置によっても電波の状態は変わるため、置き場所を変えてみるのもよいようですね。ちなみに、ルーターは床に直置きよりも、テーブルや棚などの台の上に設置するほうがよいといわれていますよ。

source: Ofcom

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)


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