容疑者、過激派と接触か=大統領、テロの可能性言及―自宅に銃弾・米乱射事件 | ニコニコニュース

 【サンバーナディーノ(米カリフォルニア州)時事】米カリフォルニア州サンバーナディーノの障害者支援施設で発生した銃乱射事件で、CNNテレビは3日、捜査当局者の話として、死亡したサイード・ファルーク容疑者(28)が、テロ関連で捜査対象となっていた過激派と電話やインターネット交流サイト(SNS)で接触していたと報じた。ただ、動機については、同僚とのトラブルが指摘されており、捜査当局はテロの可能性も排除せず、慎重に調べを進めている。

 オバマ米大統領は3日、ホワイトハウスで記者団に対し、事件について「テロに関係しているのか、職場の問題なのか、現時点で動機は依然不明だ」と述べた。その上で、銃規制強化の必要性を強調した。

 容疑者が過激派との接触で急進的な思想に傾き、今回の事件を引き起こしたとの見方も浮上しているが、米連邦捜査局(FBI)は3日午前の記者会見で「今回の事件をテロと呼ぶのは時期尚早だ」と指摘した。

 警察によると、容疑者の自宅からは12個のパイプ爆弾や約5000発の銃弾が見つかった。爆弾を作る道具や材料も多数発見された。犯行時には約1600発の銃弾を所持。ライフル銃で65〜75発を乱射し、14人を殺害、21人を負傷させた。負傷者には重体の人も含まれる。犯行現場には爆弾を搭載したリモコンカーも持ち込んだが、爆発はしなかった。

 地元郡検視当局は3日、死亡した14人の身元を公表。犠牲になったのは26歳から60歳までの男性8人と女性6人だった。

 米メディアによると、両親がパキスタン出身で米国籍のファルーク容疑者は2013年にサウジアラビアを訪問し、SNSで知り合ったパキスタン人のタシュフィーン・マリク容疑者と面会。マリク容疑者は14年7月に婚約者ビザで米国に入国し、6カ月前に長女をもうけた。ロイター通信によると、ファルーク容疑者は14年夏にもサウジアラビアを訪れた。