落語家がTwitterで注意喚起! 「行けないけど頑張ってください」はいらない | ニコニコニュース

落語家がTwitterで注意喚起! 「行けないけど頑張ってください」はいらない
バイレーツ

「行けないけど頑張ってください」は本当にいりません。

それを言われるくらいならば、「来られない時は無言が一番」

Twitter上からそう発信するのは、落語家、三代目桂枝太郎さん。

舞台、ステージ、館、その他もろもろに及ぶショービジネスの世界では、集客や、誰に足を運んでもらえるかは一喜一憂するところであり生命線といえるだろう。このツイートは以下のように続く。

■何気なく言ってる方は気をつけてほしい

何度も言ってますが、告知後の「行けないけど頑張ってください」は本当にいりません。個人的に「来れます?」って聞いた場合は別ですが。用事があり来られない時は無言が一番です。ショービジネスをやってる人はこの気持ちが分かると思いますが。何気無く言ってる方は気をつけた方がいいと思います。

— 三代目 桂枝太郎 (@Edataro_Katsura) 2015, 12月 2

例えるなら「ラーメン屋、開店しました」「食べないけど頑張ってください」。「新曲、CD発売中です」「買えないけど頑張ってください」。「お金かしてください」「かせないけど頑張ってください」的な。ってか、言われんでも頑張りますよ!

— 三代目 桂枝太郎 (@Edataro_Katsura) 2015, 12月 2

反響が大きいのでこちらを。https://t.co/igLqBxLZhD あくまで受け手の思いです。悪気はないのは百も承知ですし。僕も友人知人の舞台やライブを全て見られるわけではないんで。泣く泣く行けない。だからこそ気をつけてます。個人的に「来れる?」って聞かれた場合は別ですが。

— 三代目 桂枝太郎 (@Edataro_Katsura) 2015, 12月 2

■応援してても行けない人はいらないってこと?

違いますよ。報告はわざわざしなくても大丈夫ですよ。という事です。@penpenkyoto: @Edataro_Katsura 結局は応援してても来ない奴はいらんてことやろ?来てくれる人だけじゃなく行けなくても応援してくれてる人に対しても感謝の気持ちを言えるようになれよ。

— 三代目 桂枝太郎 (@Edataro_Katsura) 2015, 12月 2

そういうことです。"@pecbaron2000: @Edataro_Katsura @attrip 行くほど興味はない、時間やお金を使いたくないという意味で使います。"

— 三代目 桂枝太郎 (@Edataro_Katsura) 2015, 12月 2

私ね、偶然居合わせた水木一郎アニキに「今日(のライブ)は行けないんです」って言っちゃった事があるのね。これをものすごい後悔してるの。だから枝太郎師匠のツイには100%賛成なんだけど

— マ弟子@12/31【や-43b】 (@madeshi) 2015, 12月 2

枝太郎師匠の発言は間違ってないのにな。本当に行きたくても無理なら、「行こうか止めようか」のキワにいる誰かの「行く気」を削がないためにも「行けません」の文字をわざわざ置きにいくのは愚行だよ。自分が行けなくても代わりに誰かが行くようそっと念じて、次こそ行くぞと小さく拳を握るのだ。

— ma@ 'ェ' @ (@kanto_loam) 2015, 12月 2

■ほかパフォーマーも同じようなことを言っている?

ついでに言うと、以前ローリー寺西さんも、同じようなこと仰っていました。https://t.co/NJZcofiVr2@Edataro_Katsura

— ロック親父@LOVE&PEACE (@kind_of_rock) 2015, 12月 3

@Edataro_Katsura 100パーセント同意。テンション下がるし『行けない』の文字を見て迷っていた人も「やめた」と思うかもしれないし。私もしつこくそれをお願いしていたら、最近自分のところに書く人はほとんどいなくなりました。書く方に悪気がないのは分かってるんだけどね。

— 柳家 一琴 (@yanagiyaikkin) 2015, 12月 4


■古典落語で使ってみた

川崎で早朝寄席。古典落語「寝床」で「行けないけど頑張ってください」を入れてみた。「提灯屋はどうした?」「提灯屋さんは「行けないけど頑張ってください」と言ってました」旦那が最後は怒って炎上しました。

— 三代目 桂枝太郎 (@Edataro_Katsura) 2015, 12月 4

隠居の気持ちが分かるぞ!@watanabeani: 茶の湯でも使えるじゃん!@Edataro_Katsura: 「寝床」で「行けないけど頑張ってください」を入れてみた。「提灯屋はどうした?」「提灯屋さんは「行けないけど頑張ってください」と言ってました」旦那が怒って炎上しました。

— 三代目 桂枝太郎 (@Edataro_Katsura) 2015, 12月 4

ごひいきなその人の気持ちを考えてみると? 心穏やかに考えてみてもらいたい。

関連:三代目 桂 枝太郎Twitter

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。