黒猫は不吉!? アメリカで殺処分率No.1の「黒猫」のかわいさを証明する写真 | ニコニコニュース

マイナビスチューデント

「魔女の宅急便」で主人公の魔女・キキも連れている黒猫。西洋では昔から、黒猫は「魔女の使い魔」と言われ、不吉をもたらすものとして嫌われる傾向にありました。

そのため、米カリフォルニア州ウエストロサンゼルスでは動物保護シェルターに連れてこられた猫のうち、黒猫は最も引き取られる率が低く、さらに、殺処分率が一番高いのだそう。

そんな現状を奪還すべく、ある女性はかわいすぎる黒猫の写真を撮影・公開するプロジェクトを始めたのでした。

(殺処分率ナンバーワンなんて信じられニャイ!)

これらの黒猫写真はCasey Eliseさんの作品。彼女はウエストロサンゼルス動物シェルターでボランティアをするかたわら、週に2度、シェルターにいる黒猫を撮影しています。その名も「黒猫プロジェクト」。

このプロジェクトでは極力黒猫たちの個性を写真に映し出そうとしているというEliseさん。それらを見てもらうことで「黒猫は不吉」という言い伝えを覆そうというものなのだとか。

どの国や地方にもそれぞれに言い伝えはありますが、そのために命が失われてしまうのは悲しいこと。「ロサンゼルスの動物シェルターには新しい飼い主さんを待つ魅力たっぷりの黒猫がたくさんいます」と語るEliseさん。彼女の写真で多くの黒猫が救われるといいですね。

(文/訳 木口マリ)

写真/記事提供:Bored Panda

More info: Instagram