ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=4日(UPI=共同)
共同通信社

 【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反発し、前日と比べた上げ幅が一時、200ドルを超えた。

 午前10時現在は182・32ドル高の1万7659・99ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は46・01ポイント高の5083・54。

 朝方に発表された11月の米雇用統計で、景気動向を敏感に映す非農業部門就業者数の前月比の伸びが市場予想を上回った。米経済の先行き期待から、幅広い銘柄が物色された。一方、原油先物相場の下落に伴う収益悪化懸念からシェブロンなどの石油株は売られた。

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