4日、米カリフォルニア州で、ファルーク容疑者が見掛けられたことがあるモスクから出てくる人々を警戒する警察官(ロイター=共同)
共同通信社

 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州サンバーナディーノで起きた乱射事件では、現場で開かれたパーティーに参加していたサイード・ファルーク容疑者(28)が同僚の男性(52)と事件前に宗教をめぐり口論をしていたことが明らかになった。米メディアは口論を聞いたという友人の話を5日までに伝えた。この同僚男性も乱射で死亡した。

 口論と犯行の関連は不明だが、捜査当局はファルーク容疑者が同僚と抱えていたトラブルが動機の一つになったとみている。同容疑者は2日、同僚とのパーティーの途中で怒った様子で退席した。その後、武装して会場に戻り、銃を乱射した。