声優陣が中一の役に悪戦苦闘!? エピソード満載の『映画 ハイ☆スピード!』舞台挨拶 | ニコニコニュース

声優陣が中一の役に悪戦苦闘!? エピソード満載の『映画 ハイ☆スピード!』舞台挨拶
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2015年12月5日(土)、東京の新宿ピカデリーにて、「映画ハイ☆スピード」の舞台挨拶が行われた。この日上映初日を迎えた本作は、2013年7月から9月まで放送されたテレビアニメ『Free!』、そして2014年7月から9月まで放送された『Free!!』の過去を描いた劇場版アニメだ。

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壇上には、七瀬遙役の島崎信長さん、橘真琴役の鈴木達央さん、桐嶋郁弥役の内山昂輝さん、そして武本康弘監督が登場。


挨拶のあと今の気持ちを問われると、島崎さんは「いろんな気持ちが込み上げてきて、何て言ったらいいか分かりません!」と率直な気持ちを語り、鈴木さんは中学生の役を演じるということで、「無事お届けできてほっとしています」と、演じる役のハードルの高さを語るなど、それぞれ今の気持ちを素直に明かした。

島崎さんと鈴木さんに対し、高校生時代の遙と真琴を演じてきた中で、今回中学生の2人を演じる上で意識したところは?と質問されると、鈴木さんは中学生の真琴をどう動かそうか考えた時、「数か月前まで雪乃五月さんが演じていた可愛らしい真琴を、ちゃんと受け取りたいなと思いました」と語った。初めのほうは、小学生時代の、雪乃五月さんが演じる真琴を受け継ぐことを意識して演じたと回答。


また島崎さんは、「高校生の遙を演じているので、理屈では遡るだけなんですけど、遙らしさ、『ハイ☆スピード!』らしさ、『Free!』、中学生らしさって何だろうって考えながら、高校生の遙に繋がるように演じました」と話し、『ハイ☆スピード!』と『Free!』を交互に繰り返し観ることで、どちらの深みも増していくと話した。

ここで今回舞台挨拶に参加できなかった椎名旭役の豊永利行さんからメッセージが届いていることが明かされた。豊永さんの「冒頭から中盤まのあたりまでの小一時間で、3回泣かされました」「監督に、泣きそうになるシーンを1つ1つ熱弁したい」という作品への熱い思いが読み上げられた。


続いて今回から参加となる内山さんは、「中一の役がオーディションもなく決まりました(笑) でも以前『甘城ブリリアントパーク』でもお世話になった監督と音響監督に呼んでいただいたので、もうぶつかっていくしかないな、と」と、できる限りを尽くしたと語った。

そんな声優陣の思いに対し、監督は、「“どうするよ中学生!?”の原因を作った犯人は僕です(笑)」と明かし、会場の笑いを誘った。そして「島崎さん演じてこその遙、鈴木さん演じてこその真琴、宮野さん演じてこその凛だろう、みんなも同じ思いだろう、と思って、難しいのは承知でお願いしました」と、譲れないことだったと話した。

最後はそれぞれ、「ぜひとも何度も観てほしい作品」「映画館という特別な場所で体感してほしい」と会場にいるファンに向けて一言ずつメッセージを残し、この舞台挨拶は終了となった。【ほかの画像を見る】声優陣が中一の役に悪戦苦闘!? エピソード満載の『映画 ハイ☆スピード!』舞台挨拶