“死んだ魚”メイクに使い炎上、動物愛好家ら「命に最低限の敬意を」。 | ニコニコニュース

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ロシアのメイクアップアーティストが美しさを追求した結果、大きな非難が起こっている。死んだ魚をメイクのために使用したというのがその理由だ。

エリヤという名前の女性は、SNSでメイクアップアーティストとしての仕事、作品を掲載。時に派手派手しく、時には奇をてらったメイクを施した写真を公開しており、25万人以上のフォロワーが楽しんでいる。批判されることになった写真は「人魚姫」をコンセプトにしたもので、モデルの顔にエンゼルフィッシュなどの魚を使用。これが動物愛好家の逆鱗に触れることになった。

「これは芸術ではない。死んだ動物を利用するだけの愚かな人」


「今日は死んだ魚。明日はきっと人間の指? こんなものが芸術扱いされているなんて」
「理解しがたいよ。生き物をこのような形で貶めるなんて」
「魔女め」

そうした厳しい言葉で、多くの批判が女性のSNSで書き込まれる。

しかし、女性も批判にただ甘んじるわけではなかった。まず、使用した魚は既に死んでいたもので、メイクのために生命が犠牲になったわけではないことを説明。そして批判コメントに「魚には痛覚はない」「肉を食べる時にあなたは同情しながら食べてるわけ?」「この魚はメイクに使う前から死んでいたわ。あなたの晩ご飯のお皿の魚と同じようにね」と反論。さらには、批判者を煽るように、食品として売られている魚を使用した新たな写真も掲載した。

こうしたやりとりは英紙デイリー・メールなどに取り上げられ、ネットでは「言葉もないね。愚かさ全開だ」「レディー・ガガの肉ドレスみたいなものだろう。あの時も動物愛護団体は騒いでいた」「そもそも生臭そうで綺麗とは思えない」「ヒステリックな人たちが多いな。魚屋は商売できているのだろうか」「命に対する最低限の敬意は持つべき」「クールでいいと思うけれど」と様々な意見が寄せられているようだ。