『マインクラフト』で現実へビデオ通話が可能な携帯電話を制作 | ニコニコニュース

『マインクラフト』で現実へビデオ通話が可能な携帯電話を制作
コタク・ジャパン

世の中にはいろいろと凄い発明がありますが、ゲーム『マインクラフト』の中にスマホ(的な四角い何か)を作り、ビデオ通話を可能にした強者が登場しました。


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わざわざそこまでする理由はよくわかりませんが、CaptainSparklezの動画を見たら、きっと驚きますよ!


もちろんゲーム中にスマホ(らしき箱)を作るだけでは通話はできません。ちゃんとゲーム内に携帯電話の通信網がないと電波がない状態になってしまうので、携帯の基地局が必要です

エンジニアたちが基地局を建ててスイッチを入れると、スマホと基地局の間にうっすらと接続を示すパーティクルが表示されます。画面にはちゃんと電波強度を示すマークも。これでブラウザからネットを見たりビデオ通話ができます!

ゲームが高解像度のイメージを処理できないこともあり、かなりカクカクした映像ではありますが、ちゃんと機能しているようです。ビデオ通話の受け手側からは『マインクラフト』内のキャラクターが動き、話しているように見えるのも凄いところでしょう。

このゲーム内携帯電話のプロジェクトはアメリカの携帯電話事業者であるVerizonが作ったオープンソースプロジェクトで、動画では紹介されていませんが、テキストメッセージ/MMSも送信できるようです。

VerizonはこのプロジェクトのためにBoxelというウェブアプリを製作しています。このBoxelはウェブサイトやストリーミング動画をゲーム内でリアルタイムに表示できるようブロック化するもの。『マインクラフト』サーバー側のプラグインBoxel-clientがゲーム内と現実世界のやり取りを処理します。詳細はVerizonのプロジェクトページでどうぞ。

なお、CaptainSparklezさんは『マインクラフト』のストリーミングで得た収入で、450万ドル(約5.5億円)のマンション「Swank Mansion」を購入した人物でもあり、今回の動画はVerizonがスポンサーになっている動画とのことです。


ソース:KotakuYouTube、GithubVerizon

(abcxyz)