辺野古移設反対派の男らが公務執行妨害の疑いで逮捕され、沖縄県警名護署前で抗議する人たち=5日午後
共同通信社

 沖縄県警名護署は5日、米軍普天間飛行場の移設先、同県名護市辺野古沿岸部近くの米軍キャンプ・シュワブの敷地内に正当な理由なく侵入したとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで、辺野古移設反対の運動を統率する沖縄平和運動センター議長の山城博治容疑者(63)を逮捕した。

 シュワブ近くで県警機動隊員に暴行したとして、公務執行妨害の疑いで、一緒に抗議活動をしていた住所職業不詳の北島義久容疑者(77)ら男2人も現行犯逮捕した。

 山城容疑者は米軍に身柄を拘束された後、名護署に引き渡された。調べに対し容疑を否認しているという。

 残る2人は、いずれも黙秘している。