1980年12月8日、伝説的なミュージシャン、ジョン・レノンはニューヨークで銃撃に遭い、40歳という短い生涯に幕を閉じた。ザ・ビートルズのメンバーとして音楽史に名を残した彼をはじめ、惜しくもこの世を去った大スターは数多い。「一度生で観たかった…」という人も多いはず。そこで、20～30代の男性会社員200人に、「一度、ライブを観てみたかった亡き大スター」についてアンケート調査を行った。
■生ライブを観てみたかった亡き大スターTOP10
（1980年以降に逝去したミュージシャン16人から1～3位まで選んでもらい、1位を3pt、2位を2pt、3位を1ptとして集計。協力／アイリサーチ）
1位 マイケル・ジャクソン（2009年没） 239pt
2位 ジョン・レノン（1980年没） 226pt
3位 尾崎豊（1992年没） 134pt
4位 美空ひばり（1989年没） 103pt
5位 hide（1998年没） 88pt
6位 カレン・カーペンター（Carpenters）（1983年没） 86pt
7位 フレディ・マーキュリー（QUEEN）（1991年没） 61pt
8位 カート・コバーン（NIRVANA）（1994年没） 49pt
9位 坂本九（1985年没） 48pt
10位 フランク・シナトラ（1998年没） 30pt
10位 レイ・チャールズ（2004年没） 30pt
10位 ボブ・マーリー（1981年没） 30pt
※次点
13位 スキャットマン・ジョン（1999年没） 22pt
1960～1990年代までの時代を彩った大スターたち。トップの「マイケル・ジャクソン」の死は、2009年と記憶に新しい。実現が叶わなかったワールドツアー「THIS IS IT」のリハーサル映像はDVD化され、その圧倒的なパフォーマンスに改めて感銘を受けた人も多いだろう。また、2位の「ジョン・レノン」が亡くなったのは35年前だが、その歌声は今でも心を揺さぶる新鮮さを残す。そのほか、26歳で早すぎる死を迎えた「尾崎豊」、歌謡界の女王「美空ひばり」、X JAPANのメンバーであり、ソロでも活躍した「hide」などが上位にランクイン。回答者に観たい理由も教えてもらった。
【1位 マイケル・ジャクソン 239pt】
「パフォーマンス最高。スリラー生で見たい！」（26歳）
「ショーとして完成されているイメージがあるから」（37歳）
「生前興味がなく、死後、テレビなどで興味がでて見てみたいと思ったから」（30歳）
「スタイリッシュなダンスを生で見ることができたら、映像で見るよりも段違いの迫力を感じられる気がするから」（29歳）
【2位 ジョン・レノン 226pt】
「音楽界では伝説的な人なので」（29歳）
「世界的に有名だし数々の名曲を生み出したし好きな曲も多いから」（27歳）
「圧倒感やカリスマ性がとても感じられそうだから」（31歳）
「歴史を変えたといっても過言ではないスーパースターだから」（37歳）
「ポールのライブは行ったので、ジョンのも行きたいから」（30歳）
【3位 尾崎豊 134pt】
「昔から曲を聞いていて好きだから」（28歳）
「若い時に亡くなり、伝説になっているから」（30歳）
「熱くてソウルフル、思春期のもどかしい思いを魂で叫んでいるから」（35歳）
【4位 美空ひばり 103pt】
「映像で見てもすごいと思えるから」（27歳）
「偉大なる人だと思う」（36歳）
「1／f揺らぎの歌声を持つといわれていた方なので実際に聞いてみたかった」（29歳）
「最後の東京ドームのコンサートの映像を見ていると幅広い世代に愛されているので家族で見に行きたい」（39歳）
【5位 hide 88pt】
「自分が中学生の頃にすごい人気だったから」（29歳）
「見に行きたいと思っていた頃に亡くなったから」（36歳）
【6位 カレン・カーペンター（Carpenters） 86pt】
「透き通る歌声を生で聴いてみたかったので」（35歳）
【7位 フレディ・マーキュリー（QUEEN） 61pt】
「伝説をもう一度」（37歳）
「パフォーマンスがすごそうだから」（27歳）
【8位 カート・コバーン（NIRVANA） 49pt】
「元ニルヴァーナのメンバーがいるグループ（フー・ファイターズ）が好きだから」（34歳）
【9位 坂本九 48pt】
「『上を向いて歩こう』を生で聴いてみたい」（37歳）
【10位 フランク・シナトラ 30pt】
「VTRを見てその歌声のファンになったから」（39歳）
【10位 レイ・チャールズ 30pt】
「かっこいい」（39歳）
【10位 ボブ・マーリー 30pt】
「神様だから」（27歳）
音源や映像でしか、聴いたり観たりしたことがない彼ら。もはやライブを拝むことはできないが、果たしてどんなステージだったのだろう？ 後悔しないためにも、今注目のアーティストのライブは積極的に観に行くべきかも。
（千川 武）
※当記事は2015年12月03日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。