これが中国高速鉄道の成功の秘訣だ・・・妥協しない一貫した姿勢が成功した理由=中国報道 | ニコニコニュース

サーチナ

 次々と海外での受注を成功させ、中国高速鉄道が波に乗っている。中国の技術が海外でも認められたと自信をつけ、もう世界の工場とは言わせないと息巻いている。

 中国メディアの経済日報はこのほど「中国高速鉄道の成功の秘訣とは?」と題する記事を掲載し、中国高速鉄道を「世界をリードする中国でも数少ない産業」と位置付けたうえで、「成功の秘訣」を3つ挙げた。

 記事が挙げた1つ目の秘訣は「方向性の正しさ」だ。すでに高速鉄道技術を有していた日本やフランス、ドイツと比べて出遅れた中国だが、「技術を導入して吸収・消化し、更なる革新を目指した」ことが功を奏したという。こうして、技術を掌握するのみならず、イノベーション力を高め、オリジナルブランドを育てるという路線が正しかったのだと主張した。

 さらに、2つ目の秘訣は「一貫して、正しく最高の設計を守ってきた」ことだという。多くの外国企業は核心技術を譲渡しないものだが、高速鉄道導入では「入札にあたり3原則を掲げてきた」という。それは「必ず基幹技術を譲渡すること、最安値であること、中国ブランドとすること」の3つだ。この妥協しない一貫した姿勢が成功した理由だと説明した。

   3つ目は、「バリューチェーンの発展という方向性」だ。中国高速鉄道の技術革新が目指すところは、「全産業に基幹技術を持たせる」ことだという。例えば、高速鉄道車両の心臓ともいえるIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)の生産技術を中国は完全に把握したと主張。この基礎のうえに高原や極寒地域での応用技術を獲得し、中国基準の「オリジナル高速鉄道」を生み出すことができたと論じた。

 ここ数年での中国の高速鉄道発展は実に目覚ましい。海外の技術を導入して独自に発展させたと主張する中国高速鉄道は日本をはじめ他国から技術を盗んだと批判されることも多いが、もはや「覆水盆に返らず」だ。過去を嘆いてももう取り返しのつかない日本は、今後の受注競争で中国に勝ち続けることが求められる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)