陥没した歩道=7日午後10時51分、名古屋市中村区
共同通信社

 7日午後7時55分ごろ、名古屋市中村区名駅4丁目で建設中の「シンフォニー豊田ビル」の工事現場の前の歩道が4メートル四方にわたって陥没した。けが人はなかった。愛知県警が詳しい原因を調べている。

 県警によると、現場は名鉄名古屋駅から約300メートル。穴の深さは約5メートルあった。近くでは竹中工務店がビルと地下道との連絡通路を設置する作業中だった。歩道はれんが敷きで、車道との境の縁石しか残っておらず、穴は車道側にも広がっていた。県警は同社から当時の状況などについて話を聞いている。

 竹中工務店は、排水作業で空洞ができたのが原因の可能性があるという。

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