名古屋駅近くで歩道陥没=建設現場脇、深さ5メートル

 7日午後7時55分ごろ、名古屋市中村区名駅のビル建設現場と市道との境目で地面が陥没したと、工事関係者から110番があった。愛知県警中村署員が駆け付け、歩道に縦横4メートル程度、深さ5メートル程度の穴があるのを確認した。けが人はいない。

 ビルを建設している竹中工務店によると、地中部分で工事していた同日午後5時前に地下水が漏れ始め、同6時ごろから大量に流れ出て、陥没が起きた。工事は昨年6月に始まり、来年6月に地上25階、地下2階のビルが完成する予定。

 同社名古屋支店は「ご迷惑を掛けて誠に申し訳ない」とコメントした。

 陥没が起きたのは、JR名古屋駅から東に約400メートルのビルが立ち並ぶ繁華街。付近は通行止めとなった。