【パリ共同】丸川珠代環境相は7日午後(日本時間8日未明)、地球温暖化対策を議論する国連の国際会議(COP21)の閣僚級会合で、「気候変動問題は地球と人類の未来を左右する喫緊の課題だ」と演説した。

 環境相は、世界の排出量の95%以上をカバーする削減目標が提出されたことは「世界全体の取り組みの前進に向けた力強いサインだ」と歓迎。「継続的に削減に向けた野心を向上させていく仕組みとすることが必要だ」と強調し、合意に長期目標の設定や、削減目標は5年ごとに提出して見直すことを求めた。

 日本でも巨大台風の襲来など、異常気象による被害が相次いでいることも紹介した。

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