生活意識における、都道府県ランキング発表!貯蓄額1位は「香川県」『47都道府県別 生活意識調査2015』 | ニコニコニュース

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ソニー生命保険は、ネットエイジア調査協力のもと、全国の20歳~59歳の男女を対象に「生活意識調査」を実施、結果を公表した。有効サンプルは2,350名、調査期間は2015年11月9日~11月16日の8日間。

調査結果においては、全回答者に、現在住んでいる都道府県で自慢できることを調査、各項目における都道府県ランキングを「自慢できる」と回答した割合の高さで算出した。

生活関連から、「食べ物の美味しさが自慢」の都道府県は、72.0%で「新潟県」がトップ、「山形県」と「福岡県」はいずれも64.0%で2位につけた。次いで4位には「富山県」と「福井県」が、こちらも共に62.0%という結果となり、上位5県はいずれも日本海に面している県となった。

「子育てのしやすさが自慢」では、1位「福井県」(28.0%)、2位「富山県」(24.0%)と、ともに北陸地方の県がランクイン、「元気なお年寄りの多さが自慢」では、「沖縄県」(66.0%)が、2位の「高知県」(26.0%)に大差をつけてトップに。

「交通の便の良さ」では「大阪府」が54.0%で1位に、「東京都」が52.0%で続いた。「暮らしやすさが自慢」の都道府県は「福岡県」(60.0%)が1位となった。

各自慢の都道府県ランキング

「方言のかわいさが自慢」の調査では、「徳島県」(22.0%)が1位となり、「有名な出身者の多さが自慢」では、1位「福岡県」(34.0%)、2位「沖縄県」(30.0%)に続き、歴代の首相が最も多い「山口県」が3位にランクイン。

「地元企業の景気の良さが自慢」では、世界的な自動車メーカーのある「愛知県」が(26.0%)がトップとなった。

各自慢の都道府県ランキング

「ふるさと納税をしたい自治体がある都道府県」と「旅行で行きたいと思う都道府県」では「北海道」(14.9%と35.7%)が、「老後に移住したいと思う都道府県」では「沖縄県」(10.3%)が1位に選ばれた。

分野別に興味がある都道府県ランキング

"できるだけお金をかけたいと思うもの"において、「教育」を挙げた割合が高かったのは、いずれも20.0%で「徳島県」「福岡県」「大分県」が1位に、次いで4位にいずれも18.0%で「兵庫県」「広島県」「山口県」「愛媛県」となり、上位10都道府県中8県が西日本の県という結果に。その中でも子どもがいる人に絞り、地域別に分析したところ、「中国・四国」(25.1%)や「近畿」(24.8%)が他の地域に比べてやや高い傾向に。

「教育」にお金をかけたい都道府県・地域

子どもに望む(望んでいた)進学先については、「近畿」が、中学校で「私立」を望んだ人が13.1%、高校で「私立」を望んだ人が15.3%と、他の地域に比べて割合が高い結果となった。

子どもに望む(望んでいた)進学先で「私立」を選んだ地方別割合

現在の貯蓄額を、「0円」~「3000万円以上」の選択肢により尋ねたところ、平均貯蓄額が最も高くなった都道府県は、426.4万円で「香川県」という結果に。2位に「奈良県」(409.0万円)、3位「福井県」(384.8万円)が続いた。

貯蓄額平均ランキング

現在、貯蓄をしている人に「貯蓄をする目的」を聞いたところ、全体では「老後の生活資金」(41.2%)や「収入が減ったときの備え」(39.2%)が多く挙げられた。なお、貯蓄額1位となった「香川県」では、「収入が減ったときの備え」(48.9%)や「病気・災害への備え」(35.6%)が全体に比べ10ポイント前後高くなっていることがわかった。

貯蓄をする目的(全体・香川県・奈良県 比較)

同レポートでは、その他、様々な角度でのランキングも掲載。詳細はWEBにて公表中。