日経平均、205円安で取引終了・・・GDP上方修正も買い続かず外部環境の悪化で下げ幅拡大

サーチナ

 8日の日経平均株価は前日比205円55銭安の1万9492円60銭と大幅続落して取引を終えた。米国株安を嫌気した売りが先行。アジア株の軟調推移も重しになり、日経平均は先物への断続的な売りに押されて下げ幅を一時220円超に拡大した。寄り付き前に7-9月期GDP(国内総生産)改定値が上方修正されたため日経平均はプラス圏へ浮上する場面もみられたが買いは続かなかった。

 業種別では、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼などが値下がり率上位。上昇したのは水産・農林と空運の2業種。(編集担当:宮川子平)