女性で2人目の三段に昇段した西山朋佳新三段=5日、東京都渋谷区の将棋会館
共同通信社

 将棋のプロ棋士養成機関「奨励会」に在籍する西山朋佳二段(20)は5日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた対局で2連勝し、直近の成績が規定を満たす12勝4敗となり、女性で2人目の三段に昇段した。

 女性の三段は、2013年12月に里見香奈女流4冠(23)が昇段して以来。20歳5カ月での三段昇段は、里見女流4冠の21歳9カ月を抜いて女性の最年少記録となる。

 西山新三段は大阪府大阪狭山市出身で、10年に奨励会入会。現在、休学中だが慶応大に在籍している。

 今後は、里見女流4冠も出場している最終関門の三段リーグに来年春から参加し、女性初のプロ棋士(四段)を目指す。

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