日経平均終値は254円安、節目の1万9000円台は維持

サーチナ

 10日の日経平均株価は前日比254円52銭安の1万9046円55銭で終了した。朝方は、原油先物相場の不安定化による市場心理の悪化や、ドル・円の下落を背景に売り優勢でスタート。寄り付き後は、積極的に手掛ける材料が乏しいなか、こう着感の強い展開となった。きょうはSQ(特別清算指数)算出前の最終売買日だったが、注目された後場も特に波乱なく通過。心理的な節目の1万9000円台を維持したまま引けた。

 業種別では、ゴム製品、その他金融、精密機器が下落。一方、鉱業、電気・ガス、石油石炭製品は上昇した。(編集担当:松浦直角)