赤信号の意味、子供にどう説明する?ニコニコニュースのユーザーの意見をまとめてみた | ニコニコニュース

赤信号の意味、子供にどう説明する?ニコニコニュースのユーザーの意見をまとめてみた
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先日、「教えて!gooウォッチ」では「弁護士がマジレス!『どうして赤信号で渡っちゃいけないの?』」という記事をリリースした。記事内では赤信号を渡ってはいけない理由を子供にどう説明したらいいのか、専門家の見解を交えてご紹介した。これについて提供先のニコニコニュースで約500にも及ぶコメントで議論が盛り上がっているのを発見。

寄せられたコメントに目を通していると、筆者は車が来ないことをよく確認したうえで「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と言って、赤信号の横断道路を思い切って渡っていた子供時代を思い出した。裏を返せば、それだけ赤信号が危険なものだと分かっていたわけだが、もしあなたがまだ幼い姪っ子や甥っ子、はたまた自分の子供が生まれたら、赤信号の危険をどう説明するだろうか? 今回はニコニコニュースのユーザーが寄せてくれたコメントから、参考になりそうな意見をピックアップしてみたい。

■交通ルールは守らなければいけない

まずは道路を利用する以上、交通ルールを守らなければいけないという意見である。

「交通ルール無視は加害者・被害者両方にとって損だから、に尽きる。いくら金を出しても事故をなかったことにはできないからね」(chchchさん)、「サッカーや野球と同じ道路を歩くときのルールだから守る。ルール守らないと事故や警察に捕まるなどペナルティーが科せられると子供に説明すれば良い!」(hikaru39さん)

個人的には「ルールがあるからそれを守るんじゃなくて、皆が守れば安全だからルールができた」(アツシさん)という意見に納得感があった。というのも聞き分けのいい子であれば「ルールを守らなきゃいけない」という説明で納得するかもしれないが、なかには「しちゃいけない」と聞くと反発したくなる子もいそうである。そのため逆説的な説明の方が子供は納得しやすいのではないだろうか。

■信号機は何のためにある?

続いて多かったのは、信号機の意味を説明するという意見である。

「車が来ないと自己判断して赤信号渡って、事故になるからだろ。青信号の確認と、実際に車道を見ての確認と二重確認で安全性を高めているんだが」(円本位制さん)、「青は注意、黄色は進入禁止、赤は止まれだよね実際」(bcg20xさん)、「君の見ている赤信号はこう言っている『わたらないほうが身の為だぞ、渡ってもいいけど俺は注意したぞ?』と」(やさん)

交通量の極端に少ない場所であれば、例え赤信号でも左右を確認さえすれば渡る場合もあるだろう。こうした時は信号機の意味を説明してあげると、子供も赤信号の本当の意味を理解しやすいのではないだろうか。

ほかにも「自己責任だとしても、事故になったら自分も相手も損するから渡らないようにしよう、かなぁ」(ネドヴィスガジプさん)、「歩いている人より車が偉いからって昔言われたことある」(九十九里九十九さん)という気になる意見も。


例え事故に繋がらなくても急に飛び出してしまっては、ドライバーはヒヤリとしてしまう。場合によっては車の危険性と、交通事故の悲惨さを伝えることも大事になってきそうだ。

いずれにせよ「どう教えるのが正しいかというよりも、その子が自分で考えて納得できる結論に至るよう導くのが大事だと思うかな」(ふぁいあさん)といった意見もあるように、子供の性格とタイプに応じた説明が大切なのかもしれない。あなたならこうした赤信号の意味、子供にどう説明するだろうか?

柚木深つばさ(Yukimi Tsubasa)