記者会見でドローンを掲げるセコムの伊藤博社長=10日午後、東京都渋谷区
共同通信社

 警備大手セコムは10日、小型無人機ドローンが工場などへの侵入者を上空から追跡して撮影する警備サービスの提供を11日に始めると発表した。同社によると、ドローンを使った民間の防犯用サービスは世界初という。

 敷地が広く、固定カメラでは監視が難しい工場や商業施設での活用を想定。レーザーセンサーが不審な人物や車両の侵入を感知すると、ドローンが自動で飛行を始める。衛星利用測位システム(GPS)などを活用して対象に近づき、映像を撮影。セコムのコントロールセンターに送信する。

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