ネコ駅長のばす(右)と2代目に就任するらぶ=福島県会津若松市(会津鉄道提供)
共同通信社

 福島県会津地方を走る会津鉄道の芦ノ牧温泉駅(会津若松市)のネコ駅長として親しまれてきた「ばす」の後任として、これまで見習いだったネコの「らぶ」が2代目に就任することが10日、分かった。24日に就任式が行われる。

 2008年に就任したばすは推定17歳以上の雌で、人間の年齢に換算すると90歳を超える高齢。眠っていることも多くなり、今回の世代交代となった。

 らぶは約1歳8カ月の雄で、好奇心旺盛。生後は雌と思われていたが、その後に雄と判明したという。

 会津鉄道の担当者は「これまでばすは会津鉄道を盛り上げてくれた。今後はゆっくりしてほしい」と話している。