日経平均終値は183円高、4日ぶり反発もイベント控え上値重い

サーチナ

 11日の日経平均株価・終値は前日比183円93銭高の1万9230円48銭となった。前場は朝安後すぐに買い優勢に転じ、売りを吸収しながら水準を切り上げる動きに終始。午前11時頃には上げ幅を235円まで拡大した。ただ、後場は来週にFOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合などを控えて上値が重く、ポジションを調整する動きも強まったことで上げ幅を縮めた。

 業種別では、医薬品、倉庫運輸関連、鉄鋼が上昇。一方、水産・農林、保険、その他製品は下落した。(編集担当:松浦直角)