パリ同時多発テロの真似事か……韓国で中学生がミュージカル公演中にBB弾乱射! | ニコニコニュース

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日刊サイゾー

 韓国でミュージカル公演中に、前代未聞のトンデモ事件が起きた。客席から舞台に向けて、数発のBB弾が発射されたのだ。しかも、犯人は中学1年生の男子たち。先月発生したパリ同時多発テロを想起させるタチの悪いイタズラに、国内では辛らつな批判が相次いでいる。

 事件当日の12月7日、劇場はもともと休演日だったが、中学生の団体観覧のために特別公演が行われ、2校合わせて約1,000人の生徒が集まった。

 公演が始まって間もなく、舞台上の俳優や天井に向かって、客席からBB弾が発射された。一瞬、場内はざわついたが、そのまま公演は続行。しかし、終演15分前、2階の客席からまたBB弾が発射され、今度はスタッフに命中。そのため、お約束のカーテンコールもないまま、あっさり閉幕したという。

 劇団関係者は学校側の了承を得て全員の持ち物検査を行い、4人の生徒から4丁のエアガンを押収した。彼らが最初に俳優や天井に向けてBB弾を撃ったのはただのイタズラだったようだが、スタッフに命中させた2回目は、公演中にエアガンを隠そうと席を立ったところを阻止された腹いせだったとか。

 BB弾の平均速度は時速40mで、もし目を直撃した場合は視覚障害が生じることもあるといわれている。先日パリで起こった同時多発テロを伝えるテレビの映像に悪い影響でも受けたのか、無防備な人に向けてBB弾を発射するのは危険だという常識が、彼らには欠落していたようだ。

 事件後、出演者のひとりはSNSで「今日の特別公演で心底腹が立ちました。1曲目が始まった途端、舞台上の俳優たちがBB弾で撃たれたんです。顔や目を直撃していたら、本当に危なかった。青少年の鑑賞マナー教育、しっかりお願いします」とコメント。韓国のネット民たちも「もしもこれがパリ同時多発テロの真似ごとだったら、こいつらに天罰が下るぜ」「こんな奴らが大きくなって、兵役中に銃乱射事件を起こすんだよ。未成年だからって甘やかすな」「立派な殺人未遂」と、厳しい処罰を求める声が上がっている。

 幸いケガ人はなく、劇団側が生徒たちの謝罪を受け入れて事態は収まったが、入場前の荷物チェックの緩さや、マナーの悪さなどがあらためて浮き彫りになった。本物の銃ではなかったことが、唯一の救いである。
(文=李ハナ)