20代の58.4%が「"魚河岸"が読めない」 - 築地市場移転の事実を知らない人も | ニコニコニュース

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紀文食品はこのほど、同社が実施した「築地」に関するインターネット調査の結果を発表した。同調査は、全国の男女1万人に対してWEBアンケート方式で実施された。調査実施日は10月23日~28日。

「あなたは、東京の『築地中央卸売市場』が移転することを知っていましたか? 」とたずねたところ、全体では67.9%の人が「知っていた」と回答。「知らなかった」と回答した人は32.1%と3割以上になることがわかった。エリア別で見ると、北関東・南関東では約8割の人が「知っていた」と回答しているのに対し、近畿では54.1%となるなど、その他の地方では7割に満たない結果となった。

また、「あなたが、東京の『築地中央卸売市場』の移転内容について知っていたことをお答えください」(複数回答)と聞いたところ、最も回答が多かったのは「公共市場としての機能は豊洲へ移る」(54.7%)で、後には「豊洲への移転は2016年11月である」(19.2%)、「東京都公認の中央卸売市場として業者間の売買をする公共市場としての機能が無くなる」(16.9%)、「公共市場として利用されていた場所はより一般の方向けの築地新市場が建設される」(16.7%)と続いた。

ほかにも、「あなたは、『築地中央卸売市場』が豊洲へ移転する前に築地へ行ってみたいと思いますか」という質問には、「必ず行きたい」(7.3%)もしくは「都合が合えば行ってみたい」(47.1%)と答えた人の合計が54.4%となり、半数以上の人が行ってみたいと思っていることがわかった。

最後に、築地の中卸売市場の通称である「魚河岸」について、「あなたは、『魚河岸』という漢字を正しく読むことができますか? 」と聞いたところ、20代では41.6%、30代では53.5%、40代では68.8%、50代では79.2%、60代では91.2%の人が「読める」と回答。逆に「読めない」と回答した人は、20代で58.4%、30代で46.5%、40代で31.3%、50代で20.9%、60代で8.9%となった。なお、全体では、「読める」と答えた人は66.8%だった。