茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園は12日、来年のえと「申」にちなみ、松ぼっくりなどを使ったサルの地上絵の展示を始めた。来年1月11日まで。

 2匹のサルが抱き合う様子が描かれ、縦横それぞれ約25メートル。同公園によると、職員や来場客が約2週間かけて制作した。松の木の廃材で輪郭を作り、松ぼっくり約1万5千個を足や耳の部分に配置。「紅葉する草」として知られるコキア約1500本で毛並みを表現した。

 家族5人で観覧車から眺めた茨城県北茨城市の会社員勝沼司さん(49)は「毛並みがうまく表現できている」と感心した様子だった。

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