【ニューデリー共同】安倍晋三首相とインドのモディ首相との会談が12日午前(日本時間同日午後)、ニューデリーで始まった。日本の原発輸出につながる原子力協定締結での大筋合意に向け協議。インド初の高速鉄道計画における日本の新幹線方式の導入でも一致を目指し、急速な経済成長を遂げるインドへのインフラ輸出を促進する方針だ。安全保障分野での連携強化も確認する。

 会談後、幅広い分野での協力推進を盛り込んだ共同声明を発表する。

 原子力協定をめぐっては、締結で合意すれば核拡散防止条約(NPT)未加盟国とは初めてで、日本の原子力政策の大きな転機になる。

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