奥原、桃田が決勝へ=シングルス日本勢初―バドミントン

 【ドバイ(アラブ首長国連邦)時事】バドミントンのスーパーシリーズ年間上位8人によるファイナルは12日、アラブ首長国連邦のドバイで各種目の準決勝が行われ、女子シングルスで奥原希望(日本ユニシス)が世界選手権2連覇中のカロリナ・マリン(スペイン)に21―11、21―12で快勝した。男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)は世界ランキング2位のヤン・オー・ヨーゲンセン(デンマーク)を21―19、21―18で破った。奥原と桃田は両種目で日本勢初の決勝進出となった。

 13日の決勝で、奥原はロンドン五輪銀メダルの王儀涵(中国)と、桃田はビクター・アクセルセン(デンマーク)と対戦する。

 女子ダブルスの昨年覇者で世界ランク1位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は世界2位の駱贏、駱羽組(中国)に19―21、19―21で敗れ、連覇はならなかった。