大迫がフル出場で同点弾に絡む…ケルン、4戦ぶりの得点でドロー決着 | ニコニコニュース

ブレーメン戦に出場したケルンFW大迫勇也(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
サッカーキング

 ブンデスリーガ第16節が12日に行われ、ブレーメンとFW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンが対戦した。

 ここ3試合無得点が続き、勝利からも遠ざかっている10位のケルン。今節は、15位に沈むブレーメンのホームに乗り込んでの一戦となった。大迫はトップ下で2試合ぶりの先発出場。開幕節以来、15試合ぶりのゴールに期待がかかる。なお、長澤はメンバー外となった。

 試合は開始4分に動く。ブレーメンは、右CKの流れから、クレメンス・フリッツが右サイドからクロスを入れる。ニアサイドでヤニク・ヴェステルゴーアが競り勝つと、左肩に当たったシュートはゴール左隅に決まった。

 リードを許したケルンはさらに37分、ペナルティエリア内右に抜け出したアンソニー・ウジャーを、ドミニク・ハインツが倒してブレーメンにPKを献上。だが、ウジャーのシュートはGKティモ・ホルンが反応し、好セーブでピンチを凌いだ。前半はケルンの1点ビハインドで折り返す。

 後半に入って79分、ケルンが4試合ぶりのゴールで同点に追いつく。右サイドのマルセル・リッセがクロスを供給。ゴール前に飛び込んだ大迫が合わせるが、GKフェリックス・ヴィートヴァルトの好セーブに阻まれる。だが、こぼれ球を拾ったドゥシャン・シュヴェントが押し込んで、ゴールネットを揺らした。

 試合はこのままタイムアップを迎え、ケルンはブレーメンと1-1の引き分けに持ち込んだ。なお、大迫はフル出場を果たした。

 ブレーメンは、15日に行われるDFBポカール3回戦のボルシアMG戦をはさみ、19日の次節で日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトと対戦。ケルンは次節、19日に同代表MF香川真司の所属するドルトムントをホームに迎える。

【スコア】


ブレーメン 1-1 ケルン

【得点者】


1-0 4分 ヤニク・ヴェステルゴーア(ブレーメン)
1-1 79分 ドゥシャン・シュヴェント(ケルン)