10日、マレーシアのクアラルンプール国際空港に放置されているジャンボ機(ロイター=共同)
共同通信社

 【クアラルンプール共同】マレーシアのクアラルンプール国際空港で長期間放置されているジャンボ機、ボーイング747―200の3機を、中国の航空運送会社「陝西捷迅国際貨運」が一時所有していたことが分かった。空港の運営会社が12日、声明を発表した。

 声明によると、3機の航空機登録は抹消されており、現在の持ち主は不明としている。陝西捷迅国際貨運は活動を停止したとみられ、2013年9月を最後に連絡が取れなくなったという。

 3機は10年半ばにクアラルンプール国際空港に着陸した。