一時600円を超えた日経平均株価の下げ幅を示すモニター=14日午前、東京・東新橋
共同通信社

 週明け14日午前の東京株式市場は、原油安や米利上げ観測を背景とした世界経済の先行き懸念から幅広い銘柄で売り注文が膨らみ、日経平均株価(225種)は大幅反落し、1万9000円を割り込んだ。下げ幅は一時600円を超え、取引時間中としては10月22日以来、約2カ月ぶりの安値となった。

 午前終値は前週末終値比473円16銭安の1万8757円32銭。東証株価指数(TOPIX)は33・34ポイント安の1516・17。値下がりした銘柄数が東京証券取引所市場第1部全体の95%を超える場面があった。