<キンコン西野>ひな壇出ない発言の真相告白 「切り取りハラスメント」被害と | ニコニコニュース

たき火を前に「ひな壇出ない」発言の真相を語る西野亮廣さん
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 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが12日放送のバラエティー番組「ガリゲル」(読売テレビ)で、バラエティー番組の「ひな壇に出ない」と宣言した理由について、「そこでは戦えないから白旗を上げたんです」と真相を告白。その後のバッシングについて、「ひな壇を下に見ているみたいに伝わった」といい、「切り取りハラスメントですよ」と語った。

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 番組では、「ラストナイツ」でハリウッドデビューした映画監督の紀里谷和明さんと、公園や居酒屋などさまざま場所でのプロレスに挑戦するプロレスラーの飯伏幸太選手の3人がたき火を囲んで、さまざまな誤解を受けながら、逆境を乗り越えてきた思いをストレートに語り合った。

 西野さんは「ひな壇に出てもいいパフォーマンスができない。ひな壇に出てる芸人さんは素晴らしくて、僕はそこでは戦えないから白旗を上げたんです」と本音を告白。「それがニュースとして伝えられると、『西野がひな壇を下に見ている』みたいに伝わった。ネガティブなニュースは拡散しますから」と、“切り取りハラスメント”の実態を語った。プライベートでも西野さんと飲みに行く仲という紀里谷監督は「情報ってなかなか簡単には伝わらないですね。時間をかけて話をして……。そうじゃないと理解はできないよね」と自らも誤解されてきた経験を語り、西野さんも「ひな壇出ないといってから10年立ちましたけど、ようやく分かってもらえてきた」と時間をかけて理解されてきたことを明かした。

 さまざまな場所で闘っている飯伏さんは「そういう見せ方はずるい。それはプロレスじゃないと言われるけど、それはぶちこわしてきました」といい、「究極を言えば渋谷のスクランブル交差点でやりたい」と希望を語った。また西野さんは「クラウドファウンディングしたとき、エゴサーチをして、僕のことをつぶやいている人にこっちから初めまして西野ですって、一人一人何千人にやった。1万人に対してなんかいもするより、1対1を1万回やった方が効率がいい」と話し、紀里谷監督が映画のPRのため、4万枚の名刺を配ったことを絶賛した。

 紀里谷監督は自身の言動から、映画関係者から批判されたことを振り返り、「会って面と向かって、きっちり話をすれば、結構分かり合えたりする」といい、西野さんに「おれたちも問題があると思うよ。だから、ひな壇出なさい! おれらも突っ張りすぎているんじゃないの。まだ青いんだよ」とアドバイスした。

 辻章悟ディレクターは「最近のテレビでは『編集という技』で出演者のことを短く伝えることが多いが、本当に伝えなければならないことが伝えきれないのではないか」といい、スタジオで話しても本音を語ってもらえないと思い、たき火を囲んでのトークを企画。「本当に伝わるなら、余計な情報はいらない」として、演出でもナレーションやテロップもできる限り使わずに3人の語りをそのまま放送する。

 放送は12日深夜1時40分から(関西地区)。