【ローマ共同】ローマ法王庁(バチカン)は12日、法王フランシスコが来年2月12~18日の日程でメキシコを訪問すると発表した。麻薬犯罪や貧困対策が課題の北部チワワ州など米国との国境地域を訪れる予定で、移民問題や麻薬撲滅への取り組みを重要視する法王の姿勢を示している。

 アルゼンチン出身の法王はカトリックが多い中南米で人気が高く、2013年の法王就任後、初の外遊先となったブラジルを皮切りに、今年はエクアドルとボリビア、パラグアイ、キューバを訪問している。

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