2015年12月18日に『スター・ウォーズ』シリーズの最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が全世界同時公開されます。公開まで待ちきれない！ というファンの方も多いでしょう。今回は、最新作がより楽しめること間違いなしの、スター・ウォーズトリビアを紹介します。
■このトリビアを覚えておけば最新作がより楽しみに！
●どこかに1138という数字がある！
『スター・ウォーズ』シリーズの各作品にはどこかに必ず「1138」という文字が登場します。これはジョージ・ルーカスの処女作『THX-1138』にちなみます。メカの外装などうっかりすると見逃してしまう場所に数字があったりするので、劇場で見つけるのは難しいかも？
●「なんだか嫌な予感がする」というせりふが各シリーズ作のどこかに必ず出ている！
各エピソードには「I have a bad feeling about this」という、「なんだか嫌な予感がする」といったニュアンスの言葉がどこかに登場します。お約束ネタの一つですので、最新作でも登場するかもしれません。
●最初に公開されたエピソード4では「帝国のマーチ」がかからない！
ダース・ベイダーが登場する際にかかる「帝国のマーチ」。日本でもバラエティー番組に使われたりするなど有名な曲ですが、実は最初に公開されたエピソード4ではこの曲は登場しません。次のエピソード5で初めてこの音楽が使われるのです。
●全ての映画シリーズ作に出ている俳優が2人いる！
映画はこれまでに全部で6作公開されていますが、全ての作品に出演している俳優さんが2人だけいます。それがアンソニー・ダニエルズとケニー・ベイカー。アンソニーはC-3POのロボットスーツを着用し、ケニーはR2-D2の中に入り演じていました。
●ライトセイバーの色で味方か敵か分かる！
味方側であるジェダイが持つライトセイバーは刃の色が青か緑。反対に敵のシス側が持つのは赤色です。これは素材が異なるため、という設定があります。ちなみにジェダイの一人であるマスター・メイス・ウィンドウは刃が紫。これは演じるサミュエル・L・ジャクソンが他とは違う色を望んだためだといわれています。
●エピソード5でジャガイモが宇宙を飛んでいる！
スター・ウォーズシリーズはスタッフの遊び心が満載の作品でもあります。例えばエピソード5では、宇宙空間を通過する際に、岩石に交じってジャガイモやスニーカーが飛んでいるシーンがあります。他にも意外な場所に他の映画のキャラクターがいたりします。
●エピソード3公開でアメリカ社会に打撃を与えた！
公開されるたびに社会現象となるスター・ウォーズシリーズ。アメリカでは、2005年のエピソード3公開日が平日だったため会社を休んで見に行く人が続出。アメリカ経済に多大な打撃を与えたといわれています。
●端役に後の大物が出ている！
エピソード1でナタリーポートマンが演じたアミダラ女王にはそっくりの影武者がいました。その影武者役だったのが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで一躍人気になることになるキーラ・ナイトレイでした。最新作でも後の大物が端役として出ているかもしれませんね。
●映画のエピソードが実際に起こった
「死ぬ前に最新作を見たいと希望した余命2カ月の男性が、製作陣の協力で最新作を見ることになった」というニュースが2015年11月に報じられました。実はこれと同じ内容の『ファンボーイズ』という映画が2008年に公開されています。映画が事実になったケースです。
『ファンボーイズ』
http://culture-pub.jp/fanboys/
●スター・ツアーズが楽しめるのはパリだけ！
スター・ウォーズの世界を冒険できるディズニーランドのアトラクション『スター・ツアーズ』。東京ディズニーランドでは2012年にクローズとなり、アメリカのアナハイムやフロリダにも現在はこのアトラクションはありません。実は現在スター・ツアーズが楽しめるのは全世界でパリのディズニーランドだけなのです。しかも2016年3月にクローズ予定。乗るなら今のうちかもしれません。
スター・ウォーズの新作が楽しみになるトリビアをご紹介しました。シリーズおなじみのネタなどは覚えておくと最新作を見る際の楽しみの一つになりますよ。ただ、「1138」などネタ探しに夢中で映画の内容がおろそかになるのだけは注意ですね。
(中田ボンベ＠ｄｃｐ)