16日午後5時15分ごろ、新千歳空港を出発前の関西行きピーチ・アビエーション106便エアバスA320(乗客乗員168人)の機内で、乗客の男性が客室乗務員に「爆弾を持っている」と話したため、出発を取りやめるトラブルがあった。不審物は見つからなかった。

 ピーチ・アビエーションによると、着席していた5人組の乗客のうち男性1人が別の1人を指しながら、客室乗務員に「こいつが爆弾を持っている」と話したという。

 同社は北海道警に通報し、5人を引き渡した。機内を調べたが不審物は発見されなかったため、乗客全員の保安検査をやり直した上で再出発するとしている。