『League of Legends』つくる女メンバーを中心に会場は大盛り上がり! ゲーム本来の楽しさを伝えるイベント“LOL ENJOY EXHIBITION”が開催!! | ニコニコニュース

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文・取材:ライター バーボン津川

●つくる女による楽しむをモットーにしたエキシビジョンマッチが開催

 2015年12月8日、漫画家、イラストレーターなど、さまざまな分野で活躍する女子たちのクリエイターチーム“つくる女”が、東京アニメ声優専門学校にて、PC用オンライン対戦ゲーム『League of Legends』(以下、『LoL』)のエキシビジョンマッチイベント“LOL ENJOY EXHIBITION”を開催した。

 本イベントは、『LoL』の“ライトユーザーや新規ユーザーへの周知・興味喚起”、“コアユーザーへの息抜きリフレッシュ”、“新しい取り組みへの拡散”をコンセプトに開催。エキシビジョンマッチは「合言葉はEnjoy!」というテーマのもと、和気あいあいとしたムードで行われた。

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 参加メンバーは、つくる女メンバーのさわえみか氏、OKADA氏、しろまい氏、ちひろ氏、あさみ氏に加え、Twitchの有名配信者やe-sports SQUAREスタッフなどで構成された“チーム女子会”(otofu氏、かりぱく氏、海島さや氏、GuuMii氏、堀内華央理氏)、『LoL』の日本プロリーグ“LJL”で活躍した元プロプレイヤーのRainbrain氏。多彩なジャンルで活躍する『LoL』プレイヤーが集結する形となった。

●会場内は笑いあり悲鳴ありの大盛り上がり

 行われたエキシビジョンマッチは2戦。第1回戦はつくる女メンバー+元プロプレイヤー(OKADA氏、しろまい氏、ちひろ氏、あさみ氏、Rainbrain氏)とチーム女子会(Otofu氏、堀内華央理氏、GuuMii氏、かりぱく氏、海島さや氏)のメンバーとの対決。第2回戦では、さわえみか氏とRainbrain氏がリーダーとなってくじを引き、メンバーをシャッフルしての対戦となった。

 実況・解説はLJL実況でおなじみのeyes氏に加え、1戦目はつくる女のさわえみか氏、2戦目はotofu氏が担当した。

 気になる対戦の様子だが、『LoL』をプレイして間もないプレイヤーも多く、戦術面ではまだまだといった場面が多々見られたが、つくる女メンバーが中心になって笑いあり、怒声あり、悲鳴ありと、楽しんでプレイしている様子が伺えた。まさに「合言葉はEnjoy」で、見ている側としてはついつい笑みがこぼれてしまった。

 結果としては、第1戦目はチーム女子会の勝利、第2戦目はチーム女子会のメンバーが多いRainbrain氏チームの勝利と、やや一方的な試合展開であったが、どのメンバーも試合終了後は楽しんだ様子。勝ち負けにこだわりすぎず、楽しむことをモットーにする大事さを改めて感じさせられた。

 最近では、国内プロリーグのLJLや世界大会など、『LoL』のトッププレイヤーたちによるハイレベルな試合が行われるイベントが多かったのだが、今回のような楽しむことを第一とした和気あいあいとしたイベントもなかなかおもしろいものだった。イベント開始と同時にTwitchでの配信も行われており、平日の17時スタートにも関わらず、1000人以上の視聴者がいるという盛況っぷり。大成功と言える結果だろう。

 『LoL』は競技制の高いゲームなため、試合の勝敗にこだわりがちになってしまう。そうなると、ストイックすぎるあまり、輪に入りにくく感じる初心者もいるだろう。ゲームを初めて間もない初心者が楽しむ様子が見られる今回のような施策は、『LoL』を活性化させる方法としては、ひとつの正解なのかもしれない。

 『LoL』は、“桜が咲くころまでには”日本サーバーがオープンする予定となっている。その頃には今回のようなイベントが増え、『LoL』プレイヤー増加につながってほしいと感じた。

●TwitchのEricさんに話を伺ってみた

 前述のとおり、今回のイベントの様子はTwitchでの配信が行われた。会場にはTwitchのスタッフ・Eric氏の姿もあったので、感想などを伺ってみた。

――どういったきっかけで今回のイベントに協力したのでしょうか?

Eric きっかけは本当に偶然でした。前に働いていた会社の先輩がつくる女さんとお友だちで。東京ゲームショウ2015では彼女たちにいろいろと製作をお願いして、さらにいっしょにゲームをしたり、交流を深めていった結果、Twitchで放送することになったんです。

――今回のイベントの印象について教えてください。

Eric “LOL ENJOY EXHIBITION”ということで、ガチガチのe-sportsとは別の方法で『LoL』の楽しさを表現できたと思います。こういう企画もおもしろいですよね。視聴者数も予想を上回りましたし、Twitchとしても、コミュニティーとしても、明るいニュースになったのではないでしょうか。

――今回はつくる女さんのイベントでしたが、ほかの団体がこういったイベントを企画した際、Twitchさんが協力することはありえるのでしょうか?

Eric もちろんです! Twitchはコミュニティーをベースに動いていますので、需要があれば積極的に支援したいと思います。『LoL』には爆発的にヒットするポテンシャルがあります。プレイヤー人口も増えていくでしょうし、今回のようなコミュニティー活動を打ち出すことも重要です。つくる女さんたちには、先駆者のひとりとして盛り上げていただければと思います。

 Twitchとしても、『LoL』を楽しくイベントは重要だと考えていたようで、コミュニティー活動を支援していきたいとのこと。今後もゲームの魅力を広く伝えるようなコミュニティーイベントの開催に期待したいところだ。