生涯インテルを希望する長友「僕の血は青と黒で染まってきている」 | ニコニコニュース

カリアリ戦にフル出場した長友。終盤はキャプテンマークを巻いてプレー [写真]=Inter via Getty Images
サッカーキング

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは15日に行われたコッパ・イタリア5回戦でカリアリ(セリエB)を3-0で下し、ベスト8進出を決めた。フル出場で勝利に貢献した長友が試合後の取材に応じ、チームへの思いを語っている。

 これまでも現地のメディアに対して残留の希望を口にしていた長友は、「この状況でインテルから出たいという方がおかしくて、スクデット(セリエA優勝)も狙えますし来年チャンピオンズリーグに出られる可能性も高まっている」とセリエAで首位に立つなど好調を維持するチームを離れたいとは思わないと述べた。また、同僚やスタッフとも良好な関係を築いており、インテルで居心地の良さを感じているという。

「チームメートともそうだし、スタッフとも最高の関係を築けている。練習場に行ったらもうみんな本当の家族のように僕に暖かく接してくれるし、それを僕も感じてあそこに行ったら何か落ち着くんですよね。練習場に行ったら自分が家に帰ってきたな、というぐらいのすごい温かさがあって」。

 ロベルト・マンチーニ監督の信頼を勝ち取ったことで契約延長も間近と報じられているが、「それはまだここでは言えないですけど、いい話し合いができると思います」と契約については名言を避けた。しかし、インタビュー中に偶然通りかかったピエロ・アウジリオSD(スポーツ・ディレクター)は、「白紙の契約書にユウトがサインするだけになっている、心配するな(笑)」と、楽観的な姿勢を見せた。

 そして、「残れれば幸せです、僕は」と生涯インテルが希望だと明かすと、「僕の血はネッラズッロ(黒青=インテルのチームカラー)で染まってきているっていうか、そのくらいの気持ちでいます」とクラブへの愛情を示している。