【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は17日、ブリュッセルで首脳会議を開いた。英国で2017年末までに実施予定のEU離脱の是非を問う国民投票をめぐり、キャメロン英首相がEUに求めた改革案を28カ国首脳が本格的に議論する。

 議長を務めるトゥスクEU大統領は来年2月に結論を出す方針を示しているが、今後の交渉の方向性を定める上で今回の協議は「キャメロン氏にとり非常に重要」と外交筋は指摘。改革案の柱であるEU加盟国からの移民の制限策に対し多くの国が反対を伝えるとみられ、キャメロン氏の対応に注目が集まっている。

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